新兵衛の覚え書き

見た聞いた読んだ浮かんだ思い出した……を書き留めています。

まだ北極の氷が融けて海水面上昇を言う人がいるの?

未だに、北極の氷が融けて海水面が上昇すると言う人がいるのか、「海に浮いている氷が融けても海水面は上がらないんですよ〜」と呼び掛ける動画を見ます。

元々海水が凍ったものが融けるだけなら水位は上がらないのですが、イメージ的に別物と思う人がまだまだいるようです。
『氷山の一角』、つまり海面から出ている部分は、凍って体積が増えた分が海面上にあるのであり、氷が増えても水位は変わりません。
融ければ元の体積に戻るのですから、水位は変わりません。

「氷河期の海水位は下がってるじゃないか、氷が融ければ水位はあがる」と思い込むのは仕方ないかもしれません、暖かい寒いを海水位に直結させた話ししか聞く機会がないのでしょうから。
単純には、寒ければ海に氷が増えて水位が下がりますし、暖かければ氷が減って海水位はあがります。
だから「北極の氷が融けたら…」と思うのは仕方ないのです。

海水位が下がるということは、その分が何処かに行ってるという事です。
何処に行ったのか。陸です。
氷になって陸地に残った分、海水は少なくなりますから水位は下がります。
これが基本なのですが、陸地の氷は頭に無い様です。
氷河が世界中で減っている、と言う人もいるでしょうが、南極大陸の氷は増えているという事ですから、帳尻が合っているのかもしれません。

二酸化炭素が増えれば温暖化する!という人達に聞きたいのですが、二酸化炭素が増えると温暖化するという根拠はなんなんでしょう。
気温が上がると二酸化炭素も増えて来る、という事は無いという論拠は出ているのでしょうか。
温室効果について、地球規模で起こるかどうかはよくは分かっていないはずです。

何故これらの話に気が向いたかといえば、『エコのバカ踊り』で国民を困らせる小泉進次郎の記事を見たから。