新兵衛の覚え書き

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イスラエルからのワクチン情報

You Tubeの、『緩和ケアチャンネル』の9月7日配信動画「この事実知ってますか?」に、イスラエルで8月15日に出されたワクチン接種者と未接種者についてのデータが紹介されています。

ワクチンは効いてます。

イスラエルのワクチン接種対象者は700万人弱いるみたいです。
それを調べた数字が出ていました。
いつの時点での数字かわかりませんが、接種終了者82%、未接種者18%となっています(一回しか接種していない人が未接種者に入っているのか、接種者に入っているのかは確認できませんでした)。
50歳以上は90%以上が接種者で、50歳未満の接種者は76%。未接種者は120万人くらいでしょう。570万人くらいは接種しているという事になります。

重症化して入院している人の数は接種者の方が多いそうで、その数字を取り上げて「ワクチン効果に疑問!」とかネットで流している人もいるとか。
人数だけ観て判断するのはダメです。本当の処は知っているのに、特定の人数だけを取り上げて騒ぐ(煽る?)性質の悪い奴が居るかもしれませんから、ウッカリ乗ってしまわないよう慎重に。

接種者の方が5倍近く多いのですから、いくらワクチン接種しているからといっても、重症化した人数が多くなるのはおかしくありません。
若い世代は元々重症化率が低いので、高齢者がワクチン接種していても、重症者の数は上回ってしまうでしょうね、接種者数は5倍近いのですし。
重症者の人数だけ観ても、より正確な判断は出来ません。幾つもの面から観て判る事もあるのです。

「10万人当たりの重症者数」をそれぞれで計算すると、ワクチン未接種者の方が遥かに重症化リスクが高いとの事。
50歳未満は13倍、50歳以上は7倍のリスクという結果が出たそうです。

中共インド株(デルタ)は弱毒化していない様だとの事です。それなのに、感染力が武漢株や中共イギリス株(アルファ)より倍ぐらい高いかもしれないので、流行はなかなか収まらないのではないかと。
症状の有る無しでウイルスの排出量が変わると聞きますが、無症状者でも感染者(いわゆる陽性者)ですので、ウイルスを排出する事自体は変わりないので、感染力が強いデルタ株は感染者を今まで以上に増やす事になります。

日本における検査は、症状の有る人や濃厚接触者を中心に行っているので、検査を受けていない無症状感染者はかなりの数存在していてもおかしくありません。
ましてや、ワクチン接種が進めば、感染しても無症状の人が更に増えますから、ウイルスの曝露から逃れるのは結構大変だったりして。
アッチでもコッチでもウイルスが排出されているのですから、そりゃあ感染者は増えます。何せ「感染力のデルタ」ですから。

ワクチン接種していても、感染すればある程度発症する人は出て来ます。
感染する人が増えれば、「ある程度」の数も大きくなります、これは仕方ありません。
しかし、それを以ってワクチン接種は無駄だとはなりません。
未接種者との差異が有るというデータは、世界中から出て来ています。
ワクチン接種した方が、感染によるリスクが大変下がる、というデータがどんどん出て来ています。
大量の数を分析出来る様になって来た為、ワクチンの効果がハッキリして来ました。
効果ありますね。副反応を考慮しても、圧倒的にリスクは下がります。

何かの力によって、嘘のデータを出させられているんでしょうか。
でも、肌で感じるはずです、高齢者施設に入所している人などは。
「次は俺の番か…」と覚悟を決めなければならない状況ではなくなっている事を感じるはずです。
第3波までなら、「次は俺の番か…」だったでしょうが、そういう状況ではないはずです。
死亡率の高かった札幌市でも、同じ施設から集中して死亡者が出る事は無くなりましたから。

イスラエルでは、3回目のワクチン接種対象年齢を12歳に拡大しました。
ワクチン接種後5ヶ月で抗体が消えて行くからだとか。
日本では、4種類の治療薬を治験的に使用するGOサインが出ましたので、状況が変わって行ってくれる事を祈ります。