新兵衛の覚え書き

見た聞いた読んだ浮かんだ思い出した……を書き留めています。

国旗への礼

自民党総裁選での国旗への礼が、インターネットで話題になりました。

日本記者倶楽部での会見で、退席する際、国旗にキチンと礼をしていたのは高市氏だけでした。
野田氏も礼をしていたと言う人もいましたが、司会者に挨拶していたものの様です。
自民党が政権を担っている時の党総裁は、皆さん総理大臣となっていますから、現在自民党が政権を担っている為、自民党新総裁は総理大臣になると同義です。
つまり、国を担うという事です。
高市氏以外、国旗に礼をしていないじゃないか、他の3名は国を担うという責任感も何も無いんじゃないのか、とばかりに批判されたのでした。

次の会見では、高市氏以外も皆さん国旗に礼をして退席しました。
インターネットが無い世の中だったら、礼なんぞしなかったでしょうね。
TV中継を見て批判する国民が沢山出ても、批判が出ている事を世に知らせなければ立ち消えになりますから。

高市氏は元から、国民あっての国であり、国の発展と国民全体が豊かになって行く事は両輪の様に考える人であり、国を表す国旗に敬意をはらう人でしたから、国旗に礼をするのは俄な事ではないです。
他の3名はというと、国旗は形ばかりのものでどうでも良い人達だったのでしょう。横で高市氏が国旗に礼をしていても、それ自体に何も感じなかったのでしょうね。
「国旗に礼?アホクサ」とさえ思っていたかもしれません。
私は、国旗への敬意を表す事は、国民への敬意を表す事でもあると思っていますので、3名には嫌な感じを抱きました。
こんな人達は多数居るのでしょうが、こういう場面で国旗を素通りしたのはマズかったと思います。

岸田氏の事はあまり知らないので何とも言えませんが、河野氏と野田氏には国を想う気持ちとか国家観がとても薄い印象を受けました。
前からそんな気はしていましたが、ヤッパリなあという感じ。

今回は3名共に国旗へ礼をしていたとはいえ、ワザとらしいなあと。
特に野田氏はワザとらしい深々な礼でした。

なんなんだ、あなたは。