新兵衛の覚え書き

見た聞いた読んだ浮かんだ思い出した……を書き留めています。

立憲江田氏、自民麻生氏への攻撃鈍らす

自民党副総裁麻生氏が、北海道の米が輸出出来るまでになったのは「温暖化のおかげ」「農家の力じゃない」と演説したものだから、野党やらはここぞとばかりに攻撃を始めました。
農家だって、寒冷地での栽培の工夫をこらして頑張ってきたのですから、そんな言われ方をすればカチン!と来ます。
麻生氏は、研究機関からの情報で話したのでしょうが、農家への今までの苦労を労う言葉を話に入れていれば、岸田総理が謝罪発言をする事もなかったのかもしれませんが、まあ兎に角麻生氏と自民党への攻撃がワッ!とはじまりました。
立憲のツイッターにも、すかさず「許されるものではない!」と大上段に構えた内容を載せていました。

ところが、立憲の江田憲司氏が地上波?で「NISAにも課税する」と発言してしまい、立憲枝野氏が釈明するに至り、麻生氏への攻撃力はスッカリ削がれてしまいました。

温暖化による米の品質や収量への影響は確実に有ります。
東日本の山間部や緯度の高い地では、昼夜の温度差が元々大きく、西日本ほど38℃とか39℃の日が連日というわけではありませんから、温暖化は収量や品質に好影響となります。
品種改良に取り組んだりして来た努力は、温暖化によって花が開いたのでありました。
麻生氏は、農家や米作りの関係者に一言でも敬意を表すればまだ良かったのにねえ。

が、立憲の江田氏のNISAへの課税発言は、あれは不味かった。
NISAは経済政策がしっかり絡んでいて、貧困層から富裕層への搾取とか富裕層のみへの優遇という類のものではありません。
『一億円の壁』とは関係ないのです。
課税対象年収が10億円有ろうが、年間120万円までで5年間で終了。120×5=600万円までしか投資できません。
年間40万円までで期間20年で、というのも始まります。
貯蓄できない人がだんだん増えて来ているとは聞きますが、世はまだまだ将来或いは老後の為に、貯蓄を運用できるならしたいと思ってる人が沢山います。この人達は、江田氏の言う富裕層とは言えません。
こういう人達がNISAに入っているのが頭に無く、高所得者がNISAで税金逃れしているとでも思ったんでしょうか、江田氏は。
だとしたら呆れます。
高所得者だってNISAは利用するでしょうが、限度額が600万円ですから彼らにすれば旨味は大して無いでしょう。
NISAは、高所得者ではない圧倒的多数の人達を主に造ったものだとの見方は出来ないんですかね、江田氏は。
金持ち攻撃で票を集めようとでも思ったんでしょうか。
いつの時代の左翼だってえの……あ、左翼は今でもそうか😅

おい、東大法学部出身者、ネットの時代を舐めてんじゃねえぞ!