新兵衛の覚え書き

見た聞いた読んだ浮かんだ思い出した……を書き留めています。

アメリカの対イラン経済制裁について

現在核を保有している国が、核兵器開発を止めろ!というのは矛盾していますが、76年前にアメリカが攻撃に使った以外核兵器を使用した例はありません。
核兵器を使ったらどうなるか、今や世界中が知っているわけで、あんなもの使われてあんな状態になるのはゴメンだし、相手だって使われてあんな状態になるのはゴメンだろうから、互いに核兵器を持っていたら使わなくてすむだろう……みたいになって来ている気がします。
インドとパキスタンはそんな感じなのかもしれません。
今やそんな時代になって来たのかなあ。

脅せるものなら脅して従わせるのが基本な、そんな集団が未だに主流の人類であるのに、核兵器持つなとか軍隊持つなとか武力放棄で範を示めせと喚く、暴力で相手を従わせようとする飛んでもない連中がいますが、核兵器を持ち合って抑止した方がマシかもしれないという事も考えて欲しいものです。

ただし、持たせたら危ないと思ってしまう集団はあります。
核兵器を使われても、それが聖戦なら即天国入りできると堅く信じる集団。
従わない相手を1人残さず殺すのも信仰の証ですから、互いに核兵器を使用して共倒れになっても問題ではないのです、基本は。
この集団は、肉体の死を持って終わりだとは思っていないので、カリスマ的で超過激な指導者が現れると危ないと思います。

アメリカの考えがどうなのかは分かりませんが、私はイランは危ないと思います。
イスラエル人を皆殺しにしかねない、と思っています。
イスラエル人を消してしまえば、その領土だった所に暫く人が住めなくても構わないでしょうね、イスラエル人が支配する地が無くなれば良いのですから。
イスラエルに隣接する国やパレスチナの人は、それでは大変困りますけれど。
カリスマ的で超過激な指導者の下には、超過激な実行部隊が育つものだと思います。
勢い余って(興奮してしまい)現場の指揮官か誰かが、何かやってしまう事もありえます。
イスラエルどころか、一神教ではない人が大多数の日本も、標的になる可能性がないわけではありません。

まあしかし、そんな集団も大多数の人は核兵器を使ってまで何かする事は望まないでしょうけど。