新兵衛の覚え書き

見た聞いた読んだ浮かんだ思い出した……を書き留めています。

沖縄県中共コロナ実効再生産数上昇

2月14日発表分の実効再生産数、東京都は1.0を切りました。
前週同曜日との陽性者数も、一週間連続で下回っています。
一時は2万人を超えた陽性者数は、1万人台の半ばぐらいまで減って来ていて、まだまだ減って行きそうですが、陽性者の主力が高齢者に移りつつある為、再び増加に転じる可能性はあります。
沖縄県が既にその状況に入っていると言えますので、東京都も同じになるかもしれません。

沖縄県の実効再生産数は、2月9日に0.75台まで下がり、10日から上昇を続け、2月14日は0.84台まで上がって来ました。
話によれば、高齢者は集住している人が多く居るので、ウイルスが入ると一気に拡がる可能性が高いと。
集住というのは施設の事ですが、現在施設にウイルスを持ち込む可能性が1番高いのは職員でしょうね。
これは仕方ありません。一般人に比べれば、衛生行為はかなりシッカリやっているはずです。
入所者と接触する前の行為はキチンと行われていると思われます。
しかし、施設外において何処でウイルスに侵入されるかは分かりません。
職場で直ぐに判定出来る抗原検査、勤務前に必ず行ってから仕事に入るなら感染は抑えられるかといえば、それでなくても人件費が上げられないこの業界で、毎日の検査費用は出さないでしょうね。
抗原検査を行ってから仕事に入るとしても、完全なものではないので、いつかウイルスは持ち込まれるでしょう。
インフルエンザだって、高齢者にとっては死の危険が高いですが、仕事前の職員に検査はしません。
未来映画に出てくる様な装置が有るわけではないので、どうしてもウイルスは持ち込まれてしまいます。
高齢者施設で、ボンボンクラスターが起きている様ですが、仕方ないんでしょうね。

沖縄県における高齢者以外での感染状況は、どんどん落ち着いて行ってるのでしょうか。
移動の活発な世代は感染が一気に起こるけれど、あまり移動しない高齢者の感染は、同じ施設内では一気でも、高齢者全体ではジワジワなのかもしれません。

マスコミの「高止まり!」に惑わされないのが肝心です。
「過去最多!」「〇〇日連続〇〇人超!」……こんなのにも、煽られて不安を増さない事です。
死亡者数での煽りも、インフルエンザと大して変わらないので覚悟を決めて対処するのが良いでしょう。

恐れるなとは言いません、私も高齢者ですから恐いものは恐いです。
かといって、ヒエ〜、ウワ〜、ウギャー〜、とか言って騒いでも仕方ないです。