新兵衛の覚え書き

見た聞いた読んだ浮かんだ思い出した……を書き留めています。

沖縄県知事選挙、玉城デニーが当選するが……

(※敬称略)

 

沖縄県知事選挙は、投票率が過去下から2番目だったそうです。前回から5.32%下がっていました。年齢的にマスコミに引っ張られる傾向の強い世代は投票に行った人が多いのだと思いますが、マスコミにあまり引っ張られない人達は、空虚さを感じて行かなかった人が多いのかもしれません。

TVも新聞も見ない人で政治に興味の無い人は、そもそも投票行動は起こさないでしょう。

その結果の投票率低下なのかなあ、と。

 

やらせか本物かは分かりませんが、誰が知事になっても変わらないし……なんてインタビューの回答者がいましたが、何が変わらないのかなあ。単に投票に行かない言い訳なのかもしれませんが、沖縄県民全体の生活水準が上がらなくなってはいる様ですから、誰が知事になっても変わらないというなら解ります。

公務員とそのOBと、民衆の経済格差はかわらないまま。公務員とOBは、県内においては上流階級だそうですから、諦めちゃってる人が多いのかも。

あと、県内は琉球大学出が幅を利かせてるそうで、なんだか共産主義の為の土台造りが進んでる様な感じです。

 

今回の選挙、票数だけから単純に推測してみました。

前回選挙有効投票数約72万。今回は約67万なので、前回より約5万減。

玉城の前回比は約6万減で、さきまは約4万減。2人合わせて約10万減。

下地が約5万の得票をしたので、玉城・さきま2人の減った分と帳尻は合います(合うだけですけど)。

 

玉城が当選したのは、自民党側が転けたからではなかろうか。何があったのか。

沖縄県の建設会社No.1とNo.2の会長が2020年に下地の自民党復党願いを出していたが、叶わなかった様だ。で、2021年の衆議院議員選挙の沖縄1区で自民党から國場が出馬し、下地が無所属で出馬している。

國場は沖縄県No.1建設会社國場組の親族で、下地はNo.2建設会社の大米建設の親族。

國場と大米は割れたんだろうね。玉城当選のあかつきには、大米への厚遇でもチラつかされたのかなあ。

沖縄の経済団体の主要どころはさきま支持だったけれど、建設系は沖縄の主要産業のひとつであり、大米はNo.2であるから少しは影響力があるだろう。

沖縄県民も他と同じで、基地の賛成や反対より先ずは明日の食い扶持で動くので、仕事を取れるか取れないかはデカい。

下地側は(実際に仕事を貰えるのが可能かどうかは分からないけど)水面下で何某かの働き掛けを玉城側から受けたのかもしれない。

下地が出馬してくれれば、さきまと下地で票が割れて玉城が有利になるってんで、下地側は餌をぶら下げられたかな?

どの様にどの様な餌を与えられるかは分からないけど。中国系企業から仕事が来るとか有ったりして。

もし下地が出馬しなかったら、さきまの勢いは違っただろう。勝ちそうな方に投票する人って結構いると思います。誰に投票しても良いと思ってる人って、投票した人が落選するのは嫌なものだから、さきまに勢いが有ったら、さきまに投票する人がもっと増えていたんじゃないかなあ。

下地出馬させ作戦は、見事に成功したのでありました……だったとしたら、バックに中国が居そうだなあ。

さて、真実は如何に!

 

マスコミだよね、やっぱり。統一教会批判を使ってTVや新聞で自民党を叩きまくったからなあ。連日連夜、悪印象をブツけまくれば、さきまに投票しない人はかなり出で来るんでないかい。

沖縄を日米から取り戻すなんて話は、沖縄の人で気にする人はあまり居ないでしょうね。「デニー、それってどういう事だ!」って声が湧きまくって来ないのは、危機感を抱く人があまり居ないから。だから、過去等の玉城のそれ系の発言は耳を素通り、と。

中国の危なさは遠い話だと思ってるんでしょうね、本土も同じですが。

これ、マスコミの極端なというか隠しだよなあ。

 

玉城が勝っちゃったよ、なんだかなあ。