新兵衛の覚え書き

見た聞いた読んだ浮かんだ思い出した……を書き留めています。

ロシア、徴兵で混乱

ロシアは元々徴兵制です。18歳から27歳までの間に12ヶ月間だそうです。

今回の侵略戦争が劣勢で兵の消耗が激しい為、大掛かりな召集が行われている様ですが、兵役に就いていたのは何十年も前などという、およそ役に立ちそうもない体力・体型の高年齢者にまでドンドン召集を掛けているとか。

 

囚人から兵を募り、集めた3000人はほぼ戦死したと聞きますが、囮にしたそうです。だからほとんど戦死したのでしょう。

装甲車などで突っ込ませ、それを攻撃するウクライナ軍の砲撃陣地を割り出し、そこを砲撃し返すという事をやってるとか。

そんな為に使われたら、そりゃあ皆死んじゃいますね。

朝鮮戦争時、中共軍は連合軍の地雷原に兵を突っ込ませました。突っ込ませた兵は、毛沢東を脅かす実力者の軍配下の兵達。実力者の力を削ぐ為に(兵が減れば力が落ちます)、そういう事をさせたわけです。

地雷原の先には、重機関銃が並んだ連合軍の陣地。突っ込んで来る中共兵は、地雷で吹っ飛び、機関銃で倒れて行きますが、バタバタ倒れて行く仲間を横目に、それでも次々に突っ込んで来たそうです。その姿を見て、連合軍ではパニックになる兵もいたとか。

突っ込む中共の兵達は、実は後ろから撃たれるので立ち止まれなかったんです。地の高低差を利用して隠れながら射撃する、なんて事はやっていられません、後ろから撃たれるのですから。

地雷が爆発した場所にはもう地雷はありませんから、そこを進んで来る奴らがいるわけです、味方を後ろから撃ちながら。

突っ込まされた兵達には、地雷も踏まず弾にも当たらずに連合軍陣地に駆け込んで来る兵もいました。駆け込んで来て直ぐにやる事は、武器を捨てて捕まる事。連合軍に捕まったら生き延びられるからと、捕まって喜んだそうです。そういう兵は、その後アメリカに移住したのかもしれませんね。

 

ロシアで現在召集されている人達は、2週間の訓練で戦地に送り込まれているそうです。銃を撃つぐらいならできるでしょうが、それなりに動ける兵を温存しながらウクライナ軍を疲弊させる為に使ってるだけなのかも。酷い事をやらせてるとしか思えません。

 

ウクライナは侵略されている側ですから、「後は頼んだぞ!」となれるかもしれませんが、ロシアの人はそんな気持ちになれるのかなあ。