この方、反アパルトヘイト運動をした有名な方で、終身刑で投獄中に亡くなった、と記憶していた人々が世界中にいました。
南アは、国際的な圧力でアパルトヘイトを止めます。それでマンデラは開放され、ニュースになりました。そのニュースを見て、「え?マンデラって亡くなったって言ってたじゃん」と、世界中から声が上がりました。
勿論、亡くなったという事を記憶していない人達もいますが。
偽情報が流されたんでしょうか、それとも……。
マンデラエフェクトはネットスラング(俗語)ですが、現在のスピリチュアル界隈では「世界線が変わる」という表現があるそうです。「時間軸が違う」という表現もありますが、パラレルワールドとして観ると解りやすいかもしれません。パラレルワールドという言葉の方が馴染みが有りますし。
無数の世界が存在し、違う世界に移動する事を「世界線が変わる」とか「違う時間軸に移る」とか言っている様です。
昔の記憶が、同級生達で違っているのはマンデラエフェクトが起きたから、という人がいますが、人間の記憶は曖昧なものなだけ、という人もいます。
YouTubeのチャンネルを多数見比べているわけではないのですが、某スピリチュアル系チャンネルと某歴史系チャンネルで同じ事を言っている例がありました。
「インドネシアとオーストラリアの距離」。
特にニューギニア島とオーストラリア大陸の距離が凄く近くに変わってる、と。
私の記憶でも、もっと離れていたはずでしたが、凄く接近しているので驚きました。
オーストラリア大陸は、もっと南極大陸に寄っていたはずで、ニューギニア島とはあんなに接近していなかったと記憶しています。
他に、スピリチュアル系チャンネルでは『最後の晩餐』の背景について言っていました、「昔は背景に窓なんか無かった」と。
私も、「アレ、背景に窓なんか無かったのに、何で?」となりました。
歴史系のチャンネルでは、ベートーベンの肖像画について言っていました。「気難しい顔をして、羽根ペンを持っている絵が、イケメンで鉛筆の様な物を持っている絵に変わっている」と。
それを聞いて、ベートーベンの肖像画の検索をしてみましたが、昔見ていた羽根ペンを持った気難しい顔の絵は、ついぞ出て来ませんでした。
「あれまあ、絵が変わってるって、本当みたいだな、これは」になりました。
私個人の経験ですが、或る夫婦の婦人の方の下の名前の字。
「皆に間違われるけど、点が付かないんだよね」と。当時の名刺も見ているので間違いありません。
点が付かない字を使っている人が居るのは何人も見て来ましたから、宜しくねと言われて了解と答えたのもシッカリ覚えていましたが、時が経ってたまたま名前を見る機会があり、見てみますと字に点が付いていました。
点が付かないって言ってたじゃない、と声を掛けると、「エッ?」と凄い変な顔をされました。
今にして思えば、マンデラエフェクトなんだろうな、と。
因みに、世界線が変わる時に揺れを感じる事があるそうです。
私も経験しています。地震とか、家の側を重機が通った時とかに揺れる感覚でして、めまいとは全く違います。身体に感じる地震であるなら、部屋の中にぶら下げている物も揺れますが、全く揺れていないし重車両も通っていないのに、揺れを感じる事が時々ありました。
他には、ビルの1室で立っていた時に、タイルの床の上下の揺れを感じた事があります。タイルの下はコンクリートですから、太ってる人が横でジャンプしても、上下に揺れる事は有り得ません。
揺れを擬音で表現してみるなら、「ボヨンボヨン」といった感じでしょうか。
「ボヨンボヨン」を感じたのは、「揺れるんです」という話を聞いた後でしたので、咄嗟に床を足でドンドンと突いてしまっていました。当然ビクともしません。
「おやおや、世界線が変わったのかな?」と、面白がってしまいました。
何か変化が有ったのかもしれませんが、私には全然分かりませんけど。
……ああ、周りの人達が優しくなったかなあ、もしかして。
そうなら感謝。