新兵衛の覚え書き

見た聞いた読んだ浮かんだ思い出した……を書き留めています。

イランの新型コロナウイルス肺炎の致死率が高い

感染者139人で、死亡が19人となっていますから、
致死率13.67%。

イランの医療の状態がどうなっているのか分かりませんから、現在のところ新型コロナウイルスの致死率をどうのは言えませんけれど、13.67%というのは中国が出している湖北省内や武漢市内の致死率にも、こんな高い数字は無かった様に思います。

以前の記事にも書きましたが、医療も満足に受けられない貧困層は中国ならずとも世界中にあるでしょうが、中国の大都市にもかなりの貧困者が暮らしていると聞きます。
率はわかりませんが、100人や1000人単位ではなく万単位だと、誰かの動画で聞いた記憶があります。
中国全体の貧困率は、2012年で7%なんて数字が出ていますが、中国の事ですからあてにはなりませんけれど、貧困とする基準は収入を1日当たりにして計算していますので、物価の違う都市部と農村部では、同じ収入でも実生活では農村部ではそうでもないけれど都市部ではモロ貧困、なんて事もあるでしょう。
つまり、貧困に計上されない収入の人も、都市部では実生活では貧困という事は十分あり得ます。

そんな人達は都市部において何%ぐらいいるのでしょうね。
中国は、中間的な所得世帯は増えた様ですが、貧困層が置き去りにされたままの歪な発展だとも言われているので、都市に流入して蠢く様に生きながらえる貧困層がいてもなんの不思議もありません。
『7%』なんて言ってますのでもっと居るでしょうね。
武漢市だけで、100万人とか200万人とかいるかもしれませんね。
劣悪な住処でも逞しく生きる人達な印象がありますが、こと新型コロナウイルスにはどうしようもないでしょう。
劣悪な環境で密集して暮らしていれば、ウイルスの蔓延は当然ですし、死亡者も多いんじゃないでしょうか。
武漢市の封鎖は、こういう層の事も頭に有ったのかもしれません。封じて死に絶えるのを待つ…中国だから無くもない様な気がするのです。
もしそうなら、何と恐ろしい。日本では出来ないでしょうね、国が崩壊しないうちは。

もしかしたら、武漢市での新型コロナウイルスによる致死率は、SARSどころではないのかもしれません。
まあ、中国での貧困層の事から想像するに、日本は武漢市みたいにはならないとは思いますが、致死率はインフルエンザよりずっと高くなりそうですから、手洗い・うがいはマメに行うしかありません。

とある軽食喫茶店で、コンコンと乾いた咳を続けている人が居ました、マスクはしていませんし、口も覆わず……ちょっとアンタ!
籍は少し離れていましたが、私はすぐに店を出ました。暫くあの店に行くのは控えようかなあ。